塾選びのポイント③ いい塾の条件とは?

本日も雲ひとつない青空で、気持ちのいい日でしたね!

日曜日は教室がお休みなので、私はゆっくり公園で読書なんかをしていました。

 

さて6/1(金)~6/3(日)の3日間は、私なりに塾選びのポイントについて書いています。

最終回の本日はいい塾の条件とは?についてです。

もの凄く偉そうなテーマですね。笑

あくまでの一個人の意見ですが、ご参考になれば幸いです。

 


【塾の授業の進め方】

そもそも塾の授業はどのように進んでいるのか、あまり知らない方も多いんじゃないでしょうか。

まずは塾の授業の進め方を、個別指導の塾の場合を中心にお話ししていきます。

 

個別指導の授業で抑えるポイントは次の4つと考えています。

1.学校の予習と復習

2.進捗管理

3.達成度の確認

4.達成度に応じた修正

1.は英語や数学などを教えることですね。

2.は「今回の授業はここまで進んだ」「次の授業ではここまで進めたい」を記録することです。

3.は前回の授業内容を生徒さんがどれだけ覚えているかを確認すること、そして4.は3.の出来具合に応じて補うことです。

この1.~4.をしっかり行えば成績が上がらない生徒さんはいません

 

ただ残念なことに、「塾に通っているのにうちの子の成績が上がらないんです。。」という方は日本中にたくさんいるのが現実です。

ではなぜ成績が上がらないんでしょうか?

もうお分かりかと思いますが、上の1.~4.のどれかがしっかり出来ていないからです。

私は以前、大手の個別指導塾で教室長をしていましたが、研修などで20以上の教室を見学させてもらいました。

そのとき感じたのが、2.~4.ができていない塾が意外と多いということです。

たちの悪いことに、1.をしていると「パッと見は塾っぽくなる」んですよね。

第一回でも言いましたが、ちゃんとインプットができているかを確認し、もしできていなければ次にどうするかを指示するのが個別指導です。

生徒ごとに確認することと、でき具合に応じた修正は個別指導では絶対に必要です。

 

ここで昨日の第二回のお話に戻りますが、「学生講師だからいまいちでした。。」というご意見はなぜ出てくるのでしょう?

それは、学生に授業を丸投げした結果2.~4.がしっかりできていなかったからです。

第二回でも言いましたが、学生講師にも生徒さんの成績を上げる力は十分にあります。

ただしそのためには、学生講師の育成とサポートを誰かがする必要があるでしょう。

それこそが教室長の役割なのです。

 


【教室長の役割】

塾における教室長の役割とは、教室が一つの組織として機能するように確認と修正をすることだと考えています。

要するに講師が生徒さんにしていることを、教室全体にするということです。

 

先ほどお話しした1.~4.を講師ができるように講師を育成する、もしくは講師のできていないところを教室長みずからがしてあげることは絶対に必要です。

しかし、これらをどちらもしていない教室長は残念ながら存在します。

スポーツにおいて、同じ選手でも監督次第で成績がガラッと変わる、なんてことはよくありますよね?

その塾の良し悪しは教室長ひとりで決まると言ってもいいと思います。

これは集団塾でも個別指導でも一緒ですね。

 

では、教室長の良し悪しはどうやって見分けるといいのでしょう?

簡単です、教室がキレイかどうかを見ればわかります。

特にトイレは汚れやすいにもかかわらず手を抜きやすいところなので、とても分かりやすいんじゃないでしょうか。

教室の汚れや乱雑なところなど細かなところに気を配れない人は、生徒さんや講師の細かなところにも気を配れません

お子さんが通われている塾はキレイですか?

もしキレイでないなら、お子さんの細かなところまでみてもらえていますか?

 


それでは今回のまとめです。

 

いい塾=いい教室長のいる塾=トイレのキレイな塾

 

ものすごく乱暴なまとめですが、あながち間違ってはいないと思います。

 

どこの塾でも、入塾する前に必ず教室長と面談をします。

このとき、悩み事が解決したり、お子さんがいい顔になったりと、「あなたが幸せになったかどうか」が塾選びの最大のポイントです。

教室長に対して「この人になら子どもを任せられる!」と直感したら、きっとそこがあなたにとっての最適な塾でしょう。

 

だからお子さんの学習でお悩みなら、まずはどこかの塾へご相談に行くことをお勧めします。

どこの塾でも構いません、必ず解決へのヒントが手に入ります。

なにより、話を聞くだけならタダなので。笑

 

私もまだまだ至らないところばかりですが、出会った方のお役にたてるようこれからも頑張ります!

ここまで読んでいただきありがとうございました!